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【ブレヒロ】ルシードダガーを語る

ブレヒロで2023年6月のメモリアの変更に伴い、レアの新メモリアのBBでルシードダガーが導入されました。
一部ではこれはかなり強いんじゃないかと話題になっていますので、私の見解を今回のランクマッチが終わったこのタイミングで解説したいと思います。

ルシードダガーとは

ルシードダガーのBBとしての性能は、全体行動回数が14回以上の状態で行動時、100%の確率で1度だけ発動するBBで、3ターン自分の攻撃を30%UP、3ターン、自分の敏捷を30%UP、正面の敵に攻撃100%のダメージとなります。
似たようなBBとしてガイツがもっているBBの雷塊掌があります。こちらは味方が戦闘不能後の行動時、80%の確率で4度だけ発動し、3ターン、自分の敏捷を30%UP、3ターン自分の攻撃を30%UP、正面の敵に攻撃150%のダメージとなります。

ルシードダガーは両方とも2枚の挑発ユニットがいる前提であると、展開に関係なくほぼ2回目の行動時に発動できるということとその次の行動からスフィアによる攻撃展開ができることです。
一方で雷塊掌は味方が戦闘不能になってから80%の発動率なので、必ずしも発動するわけではない(発動しないで負けたバトルは私でもけっこうあります)けど、4回発動回数があるので、チーム戦とかには向いています。

ガイツがルビィ、クルトと比べて強い理由

レアでガイツが高ピック率なのは、理由があります。
それは高火力・高敏捷のうえにBBによって敏捷が上がるからです。
この敏捷が上がるというのが重要なんです。
特に攻撃が後手に回ったときからのBB発動により相手の敏捷を上回ることができれば2回連続攻撃(ここでは追い越し戦術とします)が可能になります。
この流れができるからガイツは強いんです。

追い越し戦術をするための調整

これは相手に合わせる他ないです。
ただ、私のルビィが限界まで上げてもスカーフ入れてやっと238前後の敏捷が現実的であることを考えると、バフをのせてせいぜいそこまでいけば十分かなと思います。
逆に相手の敏捷の下限はおそらく150かなと思います。
なので、下限に合わせつつ、スフィアにより調整して30%のバフが乗ったときに234を超えるような敏捷にするのがいいと私は思ってます。
ということはスフィアでの調整で150から180の敏捷になるように調整できるようにするのが一番汎用性がありそうということがわかります。
私の特性強化と成長傾向変更で調整したEX強化無しのヴィクターの敏捷が145です。
これくらいあればEX強化で+10くらいは強化すると考えてもヴィクターレベルの敏捷があれば十分かなといったところです。
ヴィクターのレベル1での敏捷は70なので、メモリアで使うステータスの敏捷は70から75くらいがいいのかなといったイメージですね。

問題は相手もルシードダガーやガイツ編成を使ってきた場合は、お互い同じことをやるので追い越し戦術は使えないと思ったほうがいいです。
その場合は完成度と属性の相性勝負になるんで、攻めの場合は他の編成相性のいい編成で勝負したほうがいいですね。

ルシードダガー追い越し戦術で狙うこと

2回目の攻撃時にルシードダガーが発動するので、現在の環境では2枚の挑発ユニットが流行っていることと、HPは9000前後で調整されていると考えると、1枚目の挑発ユニットを倒せて、2枚目の挑発に中途半端なダメージを与えている状況というのがせいぜいかなと思います。
この2回目の攻撃のときに挑発ユニットを無効化できていれば、追いこしたあとに列攻撃を叩き込んで相手のアタッカーをできるだけ落とすだけなんですが、そういう展開はほぼないと思います。
実際は連続攻撃が発生した3回目の攻撃時に相手の挑発ユニットを倒し切って、相手のアタッカーのうち1体は落としておきたいところ。
そして、相手の反撃のBBには耐えて、次の攻撃(4回目の攻撃)で一気に決めるという流れになるかなと。
そうなると、エリザークは1個は持っておきたくて、そのうえで列攻撃をどのように組み込んでいくかということになるかなと思います。
注意点はエリザーク2枚だとHPが低くなるうえに劣化ガイツのような動きになってしまうので、やはり列攻撃は入れたいですね。
そうなるとメモリアのステータスはHPと攻撃を優先したうえで敏捷70くらいのがいいのかなと感じますね。

敏捷234に到達した時の優位性の検証

詳しい説明は省きますがブレヒロwikiの虎の巻によると敏捷には閾値があります。
レアでかかりそうなのが敏捷234、敏捷150、敏捷100未満です。
私が敏捷150にこだわるのはこの敏捷の閾値によるものです。

gamerch.comでは、敏捷234に到達したユニット(A)と敏捷150以上のユニット(B)でどれくらいの行動回数で連続攻撃ができるのか見ていきます。
行動するターンは内部で演算しているので、ここではブレヒロwikiにならって演算回数とします。
いちおう演算回数と行動を表にしてみました。
敏捷234が敏捷150を追いこすのには、敏捷234を行動回数4回分(4ターン)維持しないといけません。
ただ、実際の相手の敏捷が150ということはないと思うので実際に追いこすのは5ターン目になります。
バトルの当初からともかくとして、4ターンもたてば大体大勢が決まってしまっていることが多いので、私はレア帯の現環境ならバフで敏捷234にすることにこだわる必要はないのかなと思ってます。

演算回数 敏捷234 敏捷150 行動
1 334 250  
2 668 500  
3 1002 750 敏捷234が1回目の行動
4 334 1000 敏捷150が1回目の行動
5 668 250  
6 1002 500 敏捷234が2回目の行動
7 334 750  
8 668 1000 敏捷150が2回目の行動
9 1002 250 敏捷234が3回目の行動
10 334 500  
11 668 750  
12 1002 1000 先に敏捷234が4回目の行動、
そのあとに敏捷150が3回目の行動

 

メモリアユニットを作成するときの注意点

メモリアユニットで主力ユニットを作るときに注意しなくてはいけないのは、ブレヒロ2.0が始まる前に販売されていたユニットよりステータスを厳選しないといけない点です。
今回のルシードダガーを例にすると似たようなBBを持っているガイツとの比較になります。
ガイツのレベル1のときのステータスはHP1393、攻撃455、魔攻157、防御384、魔防316、敏捷92です。


ここでルシードダガーのステータスをHP1379、攻撃422、魔攻267、防御207、魔攻399、敏捷89を使ったとします。
そうなると、ルシードダガーのユニット使うよりガイツを使ったほうが勝率高いよねって話になるので、ダメなんです。
今回はルシードダガーのユニットを使うことによりガイツより敏捷は低いけど、HPと攻撃は高いというところでガイツに対する優位性を取るという考え方になります。
HPはスフィア込みで7000を越えるとガイツで1発で倒すのが難しくなったくるのでできるだけ盛りたいのと、攻撃も殲滅力を高めるできるだけ盛りたいのでかなり厳選は私ならかなりします。
自分の戦略にあったメモリアのステータスを厳選する必要があるので、どれが正解ってことはないですが、目的が見えないメモリアの組み合わせはバトルでは使い物にならないと考えたほうがいいです。

まとめ

・ルシードダガーが強いのは追い越し戦術を使った後に、こちらの想定通りに進めることができることなので、相手の挑発ユニットを無力化した後に列スフィアを使う戦術などが使える。

・敏捷234が敏捷150を追いこすのには、実際は、敏捷234の5ターン目のとき(4ターン目と5ターン目の攻撃が連続になる)。
・ルシードダガーに限らずメモリアユニットを使うときは戦略にあったステータスを厳選する必要がある。