第１５回 World Crown Championship（WCC）にアタルヴァ代表のエピックランクで参加して、個人は全勝で、エピックランクとしては２位、アタルヴァとしては３位の結果でした。
予選から本戦に至るまでどのような形で勝負にいったのか、またWCCで勝負した編成について解説します。
今回はエキシビジョンマッチがあったので、そちらもあとで触れたいと思います。
新編成以外に遊び方の提案もしたので、そちらも解説します。
前回のWCC
第１４回WCCでは私はアタルヴァのレアランクの代表で参加してレアランクとして２位でした。
そのときは１番手が勝って、そのあとは高速アタッカーのルビィ等で列攻撃を叩き込むという戦法が流行りました。
ただ、そのときはブレヒロ2.0が開始する前なので、高速の挑発ユニットがいなかったという状況でした。
そこの部分が今回のWCCでどう影響するかがネックでした。
予選
予選での仕様変更
今回のWCCからランクマッチの各ランク帯の１位から１００位の最終の防御編成の１つ目の編成がランダムでゴーストとして表れて、そのゴーストと１日５戦してそれを５日間繰り返して、合計の勝利数を競うという形に変わっています。
前回のWCC予選では予選参加者の総当たりでの勝利数を競うのでかなり仕様が変わってます。
より安定感が求められるような形に変わってます。
予選での編成
私はエピックランクで普段は７位くらいにいて、最後はトップ争いをするような動きを取ります。
そうなると４０位くらいまでは当たっている可能性はあるんですが、４１位から１００位あたりの人と当たったことは無いからどういう編成で来るかよくわかんないという状況でした。
上位の人は闘武を使った速攻編成が多いですが、もうちょっと下だとオグロ使っている人もいるし、他の人は全体攻撃が多いのかなとか思ってました。
闘武対策も含めて３枚盾でいけばいいかなと思ってとりあえず３枚盾でいきました。
攻撃の枚数が少なければ全体攻撃に捕まることも少ないだろうし、仮に上位意外と当たってもその人は殲滅力が弱いから上位にいけないわけで、アタッカー２枚で行っても魔霜を使えば大丈夫だろうと思いました。
予選の結果
予選の結果はアタルヴァで３位でした。
３枚盾で被ダメがひどいことになっているので、その差が２位と３位の差になってます。
私の編成をほぼコピーしたPINEさんが69Pだったらしいので、私がちょっと色々と考えすぎたのかなと結果から見たら思いますね。
本戦
本戦での戦略
前回のWCCと違って今回は高速の挑発ユニットがいるので、これを使える人は有利だろうと思ってました。
また今回のWCCに限っての仕様だけど、編成を変更できないので、基本が重要だと思ってました。
そして、それを徹底すること。
基本で重要なのは、①初戦をちゃんと勝って、そのあと２枚抜きされないこと。②２枚抜きできるような戦力を作ることです。
①については、初戦を勝つと、そのあとのバトルで相手の挑発ユニットが挑発使い切ってしまうので、そのあとの展開が勝ちやすいです。２枚抜きさえされなければ初戦を取ったほうがチーム戦を制します。
②①の逆転の考え方です。２枚抜きをするような戦力ってどんなものかというと私は高速で挑発をかけることができるユニットをもっているかどうかかなと思ってます。
列で相手を倒そうと思って先に挑発をかけられたときの絶望感は半端ないです。
初戦は最強戦力で勝ちにいって、２戦目以降は高速の挑発ユニットを入れつつ勝負にいくという戦略が有効と判断しました。
本戦での事前準備
この戦略に基づくと１戦目に必勝できるようなレベルでいかないといけないです。
私が一番手でいくのか、パンダマンさんが一番手でいくのかは迷ったところです。
あとは全体攻撃主体のhelveticaさんの編成を全体攻撃でいくか魔霜流滅閃を使った編成で行くかという調整は必要でした。
helveticaさんの編成の調整だけで５回くらいはプレイヤーマッチやりましたし、私の編成も何個か作ってどれがいいのか試していました。
最終的には１４回エピックの編成の調整でプレイヤーマッチを行いましたね。
これは他のランドと比べても格段に多かったと思います。
あとは対戦相手を考えて誰が一番手でくるかということを考えました。
ヴリクシャはこたろうさんかfenさん（fenさんが本気で考えているのに読まれるような順番でこないだろうなとは思いつつ）、ラ・ヴェーダはbunchoさんか55555さん、サーマはbankinさん、アグニはJ guanさん（連絡取れないけどfriさんで勝負もありうる）、バリウラはJun_nさんか飛燕さんが一番手と私は読みました。
苦手な編成とかも考慮して、最終的には私が一番手でいって、helveticaさんは魔霜流滅閃を使った編成で行くことにしました。
私は魔霜編成なんで一番手向きなんですよね。
本戦での編成
編成としては魔霜流滅閃をアタッカーに使いつつ、ツヴァイレイドとアレサを使う通称ツヴァイ・アレサ編成です。
従来のツヴァイ・アレサ編成と違うのはツヴァイレイドユニットとアレサが新スフィアの禁断の果実メラと鳳梨輝石をずらして使うことにより段階的に盾が発生するようになってます。
盾については相手が速攻型の編成でくることはある程度予想できたのでエレクペルを採用しました。
このエレクペルが犬山ヮンタローさんやパンダマンさんの４枚アタッカー編成に１ターン目に倒されないように調整するのが大変でした。
そしてエレクペルを使うことを読まれてはいけないのでEX強化は編成締め切り５分前に一気に上げてます。
この編成の特徴は強力なデバッファー・バッファーを共存させつつ、列攻撃や速攻型の編成に対しての耐久度を上げていることです。
何回かプレイヤーマッチしていて気がついたんですが、意外とアレサの回復がツヴァイレイドユニットにいくので、その後の闘武閃撃とか受ける際に耐久度が上がったりします。
１つだけミスをしているとしたら３ターン目にアレサが行動起こすまで無防備な状態が続くのでエステリグと鳳梨輝石の順番は逆だったかなと思ってます。
気がついたのが編成終わったの締め切り過ぎた後で直しようが無かったんです。
本戦での結果
結果は個人としては全勝でしたが、思った展開とは違ったバトルが何個かありました。
そこはもうちょっと調整が必要そうな感じがします。
そもそもが３ターン目に無防備になるというのがあまりにも斬新的なやりかたではありますね。
ラ・ヴェーダ bunchoさん
相手としてくるのは読みとして当たってます。
おそらく、一番苦手としているような編成を組んでいるので、勝てるとは思いましたが、予想外なことが起きて、エレクペルが１ターン目で倒されているのは驚きました。
弱点属性を突かれるパターンも含めて検証していただけにやばいと思いましたが、やっぱり編成の相性が私のほうが有利なのでそのへんで勝てた感じです。
ヴリクシャ PINEさん
こたろうさんが一番手と思ってましたが、まさかのPINEさんでした。
ただ使ってくる編成はほぼいっしょと思っていたので、そこの点で助かったんですが、１個だけ問題がありました。
私の編成は３ターン目に無防備になるという弱点があります。
これを対面のすり抜けで私の魔霜流滅閃に攻撃されるとやばいと思いました。
結果としてPINEさんの魔霜流滅閃が敏捷高めにしておいてくれたおかげで、挑発が切れ目なく発動してれたことと、私の魔霜流滅閃がすり抜けで攻撃したことによりPINEさんの魔霜流滅閃を１体倒せたのが大きかったです。
あとは私のほうだけツヴァイレイド対策をしていたのも。
ヴリクシャ noiさんvs fenさん
ここでfenさんがいるというのはやばいと思ってました。
なぜならfenさんの編成は水と樹しか編成しない編成なので、その弱点属性で攻めると耐久力が効かなくなるんですよね。
そしてnoiさんの編成は炎や雷属性が多い編成。
これだけならまだ大丈夫でしたが、雷軍神も空振りして、その直後に倒されます。
これが結果的にきつかったと思います。
貸すユニットはグリフのほうだったと反省したところです。
サーマ agnicaさん
予想に反してサーマ一番手はagnicaさん。
全体攻撃を絡めた感じだと嫌だなと思ったら、闘武編成。
これに関しては、ちゃんと対策していたので大丈夫でした。
アグニ friさん
連絡取れていないと油断していたけど、連絡取れたのだろうか。
アグニ一番手はfriさん。
friさんの編成は高速オグロとシグネスがこちらの挑発ユニットを剥がして、列攻撃を叩き込んでくる編成なので特殊な編成で対応しないといけません。
そもそもfriさんの編成はオグロとシグネスを使っている時点でかなり運が絡むんですが。
friさんの対策をすると今回の場合は他の人に負けるのがきついところ。
ただ、今回の私はエレクペルが無垢をすぐ張りなおすので、最低限の対策は立ててます。
シグネスが今回は不発だったので、friさん成すすべ無しといった感じで勝利。
バリウラ Jun_nさん
バリウラ一番手は予想通りJun_nさん。
ラグラに魔霜を絡めた編成です。
こちらは物理アタッカーがいないので、そこは問題ないですが、３ターン目に無防備状態にいきなりなるところで私の魔霜が落とされるときつい展開。
ただ編成をみると対面は弱点属性じゃないので落とされる心配はほぼないなって思いました。
そのまま予定通り進んで勝利しました。
本戦の最終結果
アタルヴァと浜野の結果
私個人は全勝で、アタルヴァのエピックランクとしては２位、アタルヴァとしては３位の結果でした。
想定外の部分が出たのもあってこの順位、この部分に関しては伸びしろがあると解釈して次にリベンジしかないですね。
もう少し全クラスの底上げをしたいって思いますね。
特にレアとビギナーで指揮取れるレベルの人と一番手でほぼ勝てそうな人がいてくれるといいなと。
せっかくだからブレヒロの運営がアタルヴァが優勝した時用に作ってくれた画像も張っておきます。
全体的な考察
全７０試合中１番手が勝ってチームが負けたのは９試合ありました。
事前の予想どおり１番手が勝つということが重要であることは前回のWCCと変わりはありませんでした。
では１番手が勝ったにも関わらすチームが負けた９試合は２枚抜きされたということになります。
具体的なランクの試合と２枚抜きされた要因は以下のとおりです。
レジェンドクラス
サーマｖｓラ・ヴェーダ バニラさんが高速アタッカー使って最初の試合をほぼダメージなしで乗り切って、次の試合でバニラのアトロ連続攻撃が炸裂して２枚抜き。
エピッククラス
ラ・ヴェーダvsアグニ 55555さんが最初の試合を高速アタッカーでダメージなしで乗り切って、次の試合で相手の盾の弱点属性を突いている。
バリウラvsサーマ kanihaさんがが最初の試合を高速アタッカーでダメージなしで乗り切って、次の試合で相手の盾の弱点属性を突いている。
ヴリクシャvsアタルヴァ fenさんが最初の試合を高速アタッカーでダメージなしで乗り切って、次の試合で相手の盾の弱点属性を突いている。
ビギナークラス
ラ・ヴェーダvsアグニ 最初の試合をダメージなしで乗り切って、次の試合を全体攻撃で逆転。
アグニvsバリウラ 最初の試合をダメージなしで乗り切って、次の試合を全体攻撃で逆転。
アタルヴァvsヴリクシャ 最初の試合をダメージなしで乗り切って、次の試合逆転。
バリウラvsヴリクシャ 最初の試合をダメージなしで乗り切って、次の試合逆転。
ラ・ヴェーダvsアタルヴァ 最初の試合をダメージなしで乗り切って、次の試合逆転。
２枚抜きする一つの要因として、最初の試合をほぼダメージなしで乗り切ることが重要であることがわかります（つまり攻撃BBを無駄うちしない）。
逆に高速のアタッカーが相手にいてBBを使われたりするときついです。
また、２枚抜きするプレイヤー自体の実力がランクマッチのフロンティアダイヤ争いに加わるレベルであり、なおかつ相手の挑発ユニットの弱点属性を突いていることも条件の１つのようです。
ビギナークラスについては、まだ攻略法が確率されていないし、誰が強いのかわからないので、何とも言えないですが、全体攻撃で逆転もひとつの方法ですね。
本戦報酬
報酬は頑張っただけあって豪華でした。
BPCP17451、ELSP22354、特殊メモリアチケット1000で、４万円近くの報酬ですね。
めっちゃ感謝です。
もう１つの遊び方
ランクマッチでレジェンドクラスに参加していて全体として３０位以内に入れてない人はかなりいると思います。
そういう人たちはレジェンドクラスでWCC国別代表になるのはきついと思うんです。
ただ、報酬はかなりもらっているはずなので、その報酬で他のクラスを強化して、そちらで参加すればいいのかなと思ってます。
今回はnoiさんに私の物理系のアセット貸してエピックに参加してもらいました。
アタルヴァエピッククラスとして結果出せたのでかなり強いアセットではあったはずと思ってます。
あえていうなら雷軍神じゃなくてグリフのほうだったなってところくらいですね。
重要なのはこのレベルのアセットってLLユニット２体くらいの値段で揃えられそうなんですよね。
エピックでこの値段感ならレアだったらもっと安く済みますよね。
そこの部分も含めて普段からブレヒロを遊ぶとより楽しいんじゃないかと思います。
noiさんのエピック参戦記は以下のリンクからどうぞ～
エキシビジョンマッチ
エキシビジョンマッチは【ブレヒロ4周年記念】オンラインイベントで放送されました。
fenさんがざっと解説しているので、参考にしてください。
優勝した人たちはランクマッチの優勝争いの常連者の方々。
やっぱり普段の強さが重要だなと思いました。
レジェンド
レジェンドの優勝はhametaroさんでした。
おめでとうございます。
エピック
エピックの優勝はパンダマンさんでした。
おめでとうございます。
レア
レアの優勝はakinagaさんでした。
おめでとうございます。
ビギナー
ビギナーの優勝はアンドモアさんでした。
おめでとうございます。
